よく「ハットトリックを簡単に出す方法」とか「ハットトリックのコツ」などが色んなサイトで書かれているのを目にします。
※ハットトリックはブルに3本連続入れることを言います。
結論から先に言っておくと、たいしてダーツを投げてない人がハットトリックを簡単に出せるわけありません。簡単の基準が人それぞれ違うと思いますが。
そして、厳密にいうとコツがあるのはあります。ただそれなりに投げ込まないとコツというのは身についてきません。
ハットトリックが簡単と言えるレベルになるには相当な努力が必要です。厳しいようですが、これは事実です。
- ハットトリックを出すために必要なこと
- ダーツのフォームについて
ちなみに現在の僕は現在ダーツ歴6年くらいで、フェニックスRtはAAA22でライブRtは16くらいあります。ですが、未だにハットトリックが簡単とは思えませんね。とはいえ自慢になりますが、まぁ普通に出ます。
で、極端な話すると、簡単って言えるレベルは01(ゼロワン)のスタッツが150以上ある人のことではないでしょうか?「え?ハットトリック?あぁさっき100回連続出したよ」仙人レベルで朝飯前みたいな。
とはいえ、ここまでを目指さなくてもダーツのハットトリックは出せますし、対戦で勝つことは可能です。
でも、今回はそういうことではなくて、ハットトリック以前にブルにたくさん入れることにフォーカスして話を進めていきたいと思います。結果としてハットトリックを出せる確率が増えますしゼロワンなどにも活かせると思います。
では早速ブルのコツを掴んでハットトリックを出すためにはどういう練習をしたらいいのかを説明していきます。
スポンサーリンク
ハットトリックを出すための練習について
今回お伝えする内容でも構いませんし、自分で見つけた成功法を発見することができたらブルに入れるコツみたいなのは着々と身についてきます。
そもそもの話としてハットトリックは、ブルに3回連続いれることなので、理論上同じ動作が3回できたからハットトリックを出せるわけです。
3回同じ動作ができればグルーピング力が上がります
ダーツの矢が同じところに集まることをグルーピングといいます。
最初の一本目が非常に肝になってくるのですが、一本目にブルに入れることができたら残りの2本は同じ動作をすればいいだけです。これが難しいんですけどね。
かくいう僕も、ここに関しては精密に同じ動きをしている自信はありません。でもグルーピングします。
なぜかというと、自分に合ったフォームと投げ込んできた経験値があるからです。もちろん上手くいかない時もありますが、ある程度精度の高いダーツの投げ方ができていれば同じところにダーツは飛びます。
投げてて気持ちいフォームを探す
どのスポーツにも正確性を挙げるために「型」や「フォーム」というのが確立されていていますね。
ダーツにももちろんあって、このフォームを定着させることによって狙っている的を狙いやすくなります。
そして体も傷めにくくなります。プラスしかないですね。
でも、人それぞれ割とフォームは違うので、テンプレが明確にないのはダーツの難しいところですね。
基礎を学んで少しずつ自分のスタイルに落とし込んでダーツを投げ込んでいくと自ずと「投げてて気持ちいい!」と思える自分に合ったフォームが見つかります。
以前僕が書いた記事に、フォームの基礎やちょっとしたコツなどを書いてる記事を参考にしてみてください。
【初心者必見】自分に合ったダーツフォームの作り方【イメージが大事】
とはいえ、結局のところ投げ込みは必要です。
※ここからは技術ではなくメンタルの部分の話をしています。
集中してダーツを投げ込む【経験値を稼ぐ】
フォームのいろはが分かっても、投げ込んで体や脳に覚え込ませないとなかなかフォームは定着してくれません。
ちなみに、スローの特徴を探求したり集中することでフォームを定着させるスピードは格段に加速します。
他のスポーツでも言えることですが、反復練習はめっちゃ大事ですよね。
そして投げ込んでいる途中は気づきにくいんですけど、突然気づく時がきます。
それが対戦中か練習中かわかりませんが、「あれ、前より全然ブル入るようになってる!」初めたてのころの僕は練習中に実感して一人ニヤニヤした経験があります。すみません…気持ち悪いですね。
でもこういう経験が大切だと思っていて、小さい成功体験でも意外と大きな自信に繋がったりするんですよね。
特にあと一本でハットトリックって時に小さな自信の積み重ねが大活躍します。
成功体験を積んで自信を付けて、失敗体験はその場に捨てて行こう
ハットトリックの話とはちょっと方向性が違いますが、大事なことなのでちょっと書かせてください。
上手くなってる実感が湧くと自信がかなり付きます。ただ同時に失敗も時として目立ってしまい自信損失に繋がってしまいます。
成功談は大切に保管して、失敗談はその場に捨てていきましょう。もちろん失敗と向き合うことも時には必要です。
というか、全部ポジティブに置換しても良いかもしれませんね。
ハットトリックでないけど、ロートンめっちゃ出てる時とかに錯覚しやすいんですけど、「なんでハットトリックでないんだ・・・」より「ロートンめっちゃ出るようになったじゃん!もう少し力抜いてやろう!」とかですね。
ダーツはメンタルスポーツといわれていてその通りだなと思うことが多々あるので、自分で自分を潰さないようにしてくださいね。
とはいえ、メンタルの話じゃなんだかピンとこないなーって人はプロの動画を見るのが早いですね。
プロの試合を見て真似してみる
プロの真似といっても全く似せる必要はなくて、同じテンポで投げてみるとかフォロースルー真似してみるとか一部分だけ真似してみるだけでも割と投げる時のイメージは付きます。
日本最強も名高かったアニーさんのブルパーフェクトの動画でも見て参考にしてください。すごすぎて参考になるかわかりませんが、なにか感じるものがあると思います。
ハットトリックがどういうものかがハッキリわかる動画ですよね。「これがダーツだ」みたいな。
こういうトッププロの人たちって周りに言ってないだけで、めちゃくちゃ努力してます。
ハットトリックのコツを掴むには投げ込みは必須
最後になりましたが、ハットトリックを出すためにはある程度再現性が高いダーツの投げ方やフォーム、成功体験や経験値を積む必要があります。
そのためにはとにかく投げ込んで、自分に合ったフォームや投げていて気持ち良いフォームを模索して徐々に理想のフォームに近づけていきましょう。
僕もまだまだ成長途中なので、みなさんに負けないくらいがんばります!!