【家でも練習!】壁に穴を空けないダーツボードの設置方法

意外と知らないダーツの「肘固定」の意味とは?

ダーツの投げ方でよく言われてるものの一つに「肘固定」があります。

「肘を固定してダーツ投げよう」ってことなんですが、あれ正直わかりにくくて間違って解釈しちゃう人多いと思います…。

肘固定の本当の意味をざっくり解説すると「投げるまでは肘固定して、ダーツを離してからは固定しなくていいから」ってことなんですよね。

ダーツ始めたての頃のアホな僕は真に受けて、セットアップからフォロースルーまでずっと肘を全く動かさず投げてました。正直投げづらかったですし、時々肘痛かったです…。

そこで今回は、ダーツを投げる時の肘にフォーカスを当てて記事を書いていきます。同時に肘を痛めにくいダーツの投げ方も少し解説してます。

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ダーツで肘を固定するの本当の意味

ダーツの肘固定の建前的な意味は、「ダーツがブレないように肘固定して投げて」ってことでこれはこれで間違っちゃいないんですよね。

ただ冒頭でも言ったように、「ダーツを離した後(つまりスロー後)は肘固定しなくていい」ってことも含まれます。

なんで投げた後は肘固定しなくていいの?

肘は固定していたほうが精密性はあがります。これは皆さんなんとなくわかると思います。

でも投げた後も肘を固定したらどうなるかというと、腕が伸ばしにくくなるんですよね。

基本的にダーツは、狙ったところに手を伸ばした形で投げ終わることが良いとされています。

仮にブルを狙ったとしましょう。ブルは床から173cmのところにあるわけですが、大体の人がブルを狙ってブルに手を伸ばしたら肩と同じか肩より上に手が伸びてると思うんです。

構えた時の高さって大体肩の位置なので、肩の位置が173cm以上ないと基本的に腕は上方向に伸びることになります。

しかも構えた時って少し姿勢が傾くので体が沈みます。なので、大体の人は肩の高さが173cm以下だと思うんですよね。

ということはですよ、肘固定して投げるとブルに手を伸ばすため、セットアップ時の肘の高さを挙げなくてはいけません。

やってみるとわかりますが、直感的に入らないのがわかると思います。(そういう投げ方もある。割と上級者とか投げ込んできた人向き)

それよりは、肘をスロー途中で動いてもいいから手を伸ばしたほうが狙ったところに刺さりやすいんです。

似たような話で、「ダーツを投げる時の支点は肘」とか言われてるんですが、厳密にいうと肘よりちょい上なんですよね。

ダーツを投げる時の腕の支点は肘よりちょい上

これあくまで僕が思うだけなので、へぇーそうなんだー程度に聞いてほしいんですが、実際に腕を狙っているところに伸ばすと、一箇所だけそこまで動かない部分があるんですよね。

それが肘よりちょい上です。

イメージとしては、テイクバックを堺に支点が変わってるイメージですね。

セットアップからテイクバックまでは肘を支点にして、テイクバックからフォローするーまでは肘のちょい上が支点になります。

※セットアップやらテイクバックがイマイチわからない人は下記記事を参照してください。

そんでもって肘が上手に使えるようになると、手首も使いやすくなります。

下記記事の一部分でも同じこと書いてますが、手首が上手く使えなくて悩んでる人も肘の使い方で解決することがあります。

肘を上手に使ってダーツを飛ばすには?【悩み解決】

みなさんダーツを投げてる時こういう悩みに直面したことありませんか?

  • 肘が上下してしまう・動いてしまう
  • 肘を引いてしまって投げ損なってしまう

割と経験したことある人多いと思います。現在進行系でぶちあたってる人もいることでしょう。

一つずつ解説していきます。

肘が上下してしまう・動いてしまう

肘が上下してしまうよくあるパターンはテイクバックが深すぎたり、セットアップ位置が高すぎたり低すぎたりなど様々だと思います。

あとテイクバックの最下点でタメを作りすぎても肘が下がったり上がったりしますね。

個人的には肘の上下を活かして自分流の投げ方を見出すのもアリなのかなと思いますけど、理想はダーツを投げるまで肘が動かないことですよね。

肘の上下をなくしたいのであれば、「肘が上下してる原因を理解して、ひたすら反復練習」が効果的だと思います。

肘を引いてしまって投げ損なってしまう

これは、テイクバックの時に肩をすくめるような動きをすると自然とそういう動きになります。

そして、肩をすくめる動きが出る時って力が入りすぎてたり、緊張してたりすると投げ損ないが増えます

緊張は場馴れするのが正直手っ取り早いですが、投げ損ないが多い人はとりあえずリラックスして肩の力を抜くことを意識してみてはいかがでしょうか。

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ダーツで肘や腕を痛めないためには?

結論からいうと、無理しないフォーム無理しない投げ方を練習の時から意識するしかないと思います。

とはいえ、どんなに気をつけたところで練習しすぎたり緊張で力が入りすぎたりして普通に痛めることがあります。

その他で気をつける方法といえばストレッチだったりダーツサポーターなどに頼る他ありません。

もしくは、整体で治療してもらうのも一つの手でしょう。というか肘や腕が痛い時はすぐに冷やして、素直に一度見てもらった方がいいです。

まとめ

冒頭でもお話しましたが、「肘は固定して投げる」と教わってバカ正直にアホな僕は何も考えずセットアップからフォロースルーまでずっと肘固定してました。

しばらく肘を固定して投げてたので、手首だけで投げるピョイ投げが身についちゃいましたね。幸いピョイ投げのお陰か腕は痛めませんでしたが。

手首だけで投げるピョイ投げが悪いわけではありませんが、腕や肘を痛めてないからといってそのままピョイ投げを続けて上達しないのは避けてほしいところです。

ピョイピョイうるさいですね。いい加減まとめろって皆さんの声が聞こえてきます。

  • 肘固定は投げるまでのことを言ってる
  • 投げた後は肘のちょい上が支点
  • 肘の上下はテイクバック・セットアップが深く関係してる
  • 肘(腕)を怪我しないためには無理しないこと
  • サポーターとかストレッチしてやばいときは整体行こう

個人的な意見もありましたが、全て経験してきたこと&よく聞くことを元に話したので、もし今悩んでる項目があれば参考にしてもらえると嬉しいです。