ダーツには“レーティング”という「腕前やレベル」を数値化したものがあります。
その人のレベルを表したものって捉え方でOKです。
- レーティングの基礎知識
- カードの重要性
- ダーツライブのカードの反映について
- ダーツライブとフェニックスのレーティングの見方(表あり)
レーティングは個人の技術を把握する以外にも、対戦時に技術差がある相手と対戦する時にオートハンデ機能を使ってレベル差が同等になるようにハンデを付けてくれたりとダーツプレイヤーにはほぼ必須のアイテムです。
※ダーツを趣味にしようとしてる人とかダーツ頑張りたい人は絶対必須。
ダーツをしているほとんどの人は知っている内容なので、レーティングについてあまり知らない人はこの機会にぜひ覚えていってください。
では、早速レーティングの基礎知識から説明していきます。
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目次(見たいところまで飛んでね!)
ダーツレーティングについて【初心者必見】
冒頭でも書きましたが、ダーツのレーティングは個人のレベルを測る数値です。ハンデ(オートハンデとか)を付けたりする時にも使われていますね。
そして、01(ゼロワン)とクリケットとスタッツの合計がレーティングとして表示されます。
※スタッツとは、1ラウンドの本数(3本)の平均値になります。
実際にクリケットとか01のゲームをしたらスタッツのイメージが湧きやすいと思います。
機種のフェニックスSでは画像のように左上に表示されています。
ちなみにレーティングのことを知っておくとこういう時に困りません。
- 自分のレベルを把握する時(技術向上にも繋がる)
- 対戦する時(ハンデが欲しい時とか便利)
- 大会に出る時(階級を分けるため)
他にもレーティングが高いと一目置かれやすいとかありますが、ちょっと的はずれな内容になるので、今回は割愛させていただきます。
では一つずつ説明していきます。
レーティングは自分のレベル把握と上達のための数値
※上の画像はネットから拾ってきたものなので、モザイクを入れております。(普段から僕が有料会員に登録していないため)
01とクリケットのスタッツでレーティングは決まると言いましたが、カードを持っていれば毎回記録を取ることができます。
※購入したダーツのカード(プレイヤーズカード)は登録から30日間無料で有料会員の機能を使うことができます。
とはいえ無料でもレーティングを見たリすることはできますが、有料会員になれば、スマホで”今日ブルに入った本数”とか”01の勝率”など細かくデータを見ることができるので、分析するのが好きな人とかは有料会員がおすすめかもしれません。
最後の方にダーツライブのレーティング表とフェニックスのレーティング表を載せているので、今の自分のレーティングと照らし合わせて一つ上を目指す指標にしてください。
- 無料会員はレーティングやスタッツの確認のみ。
- 有料会員は細かくデータが見れる。大体月額300円くらい。
※ちなみに、カードを通している間のデータしか取ってくれません。カードの使い方は最後の方に記載しています。
対戦時のハンディキャップ埋めるのに便利
レベル差がそこまでないのであればハンデは付けなくても良いと思います。(ハンデいる?って後でなりがち)
ですが、レベル差がありすぎる人とする時はハンデは有効だと思います。
レーティングが下の人が上の人に勝ってやるって気持ちで対戦するのであれば全然ハンデつけなくても良いと思いますが、お互い楽しめないレベル差だとハンデは付けたほうが良いと思います。
というのも、点差がついていくばかりで、一方的な試合になりお互いに楽しめないことが多いです。
まぁ、お互いの関係などもありますし、ハンデの有無は対戦相手の人と決めましょう。
- レーティングが低い方がハンデをもらいます。
- 01はハンデをもらう側の点数が減らされた状態でスタートします。
- クリケットはハンデをもらう側の点数とマーク数が付いた状態でスタートします。
大会に出るならレーティングを把握しておくこと
身近なもので言うと、ハウストーナメントとかアマチュア(プロじゃない人)の大会はほぼレーティング提示が必須ですね。
ハウストーナメントは、一般的にお店で開催されているトーナメントのことを言い、よくダーツバーとかダーツショップで定期的に開かれています。
↓ ハウストーナメントについて書いてます ↓
ダーツハウストーナメントの魅力とは?【初心者でも大丈夫!】
ダーツバーやショップがハウストーナメントを開催する目的は、楽しくダーツをすることだったりお客さんにお店に来てもらうようにするためなので、オートハンデを起用して開催されていることが多いです。
※ちなみにプロの大会ともなると、ホールを一個貸し切ったりします。プロはハンデとか付けないので毎度毎度のレーティングの申請はいりません。
ダーツのカードは持っておいたほうがいい
レーティングを記録するカードについてなんですが、ダーツを週に1回以上投げる人は絶対に持っておいたほうがいいです。
自分の力量を測るのもそうですが、一人で対戦がしたいけどできない時なんかはカードが有れば「オンライン対戦」ができます。全国のプレイヤーと対戦することができるので、腕試しに強い人と対戦してみてはいかがでしょうか。
- カードは一枚500円くらい。(ライブもフェニも同価格くらい)
- どちらもデザインが豊富で選ぶ時楽しい。
- ダーツライブのカード1枚、フェニックスのカード1枚あれば困らない。
- 用途によって複数持ちしてる人もいます。
- オンライン対戦するには10回以上01かクリケをする必要がある。
ダーツカードはマシンによって違うので注意
なんでカード2ついるの?と思った方いらっしゃると思います。
ダーツマシンは大きく分けて「ダーツライブ」「フェニックス」の2つが有名です。
実際に現在使われているのもこの2つが主流なわけですが、それぞれ専用のカードを作らなくてはいけません。
同じダーツというくくりですが、違う会社が運営しているので、カードも別々に用意する必要があります。
違うマシンのカードを通してしまうと、レーティングは反映されません。そもそも反応すらしませんけどね。
それぞれのカードを通すところ
これ以外とわからない初心者さんとかいるので、一応説明しておきます。
★ダーツライブの場合
ダーツライブは写真のように、カードを差し込むポケットがあります。カードを使用したい場合は、ゲームを選択する前のメニュー画面の状態で黄色で囲われた4つのポケットのどれかに差し込んでおくとちゃんと読み込んでくれます。
★フェニックスの場合
ダーツライブがポケットに入れる仕様でしたが、フェニックスはかざすタイプになっています。
フェニックスは”カードをかざしてください”っていう指示がある時しか反応しないです。
- オフラインのマシンは、プレイデータをカードに記録できません。
- フェニックスはかざす指示がある前にかざすとうまく反応しないことがあります。(一度メニューに戻るとなおります)
- ライブは比較的カードのトラブルはありません。
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ダーツライブのレーティング反映について
レーティング表に行く前に少しダーツライブのレーティング反映についてお伝えしたいことがあります。
フェニックスの方はカードデータが毎回反映され更新されているのですが、ライブの場合レーティング反映が世界共通で日本時間の6時30分頃に更新されます。
多少時間は前後するみたいですが、大体その時間に前日のプレイデータがレーティングに反映されます。
なので、当日はデータが見れないということですね。
と、いうのがつい先日までの話で、2018年11月にダーツライブのアプリのほうがリニューアルして「リアルタイムレーティング」という機能が実装されて今まで前日までしかみれなかったのが、リアルタイムで見れるようになりました。
いままでのフェニックスの感じになったと思ってもらってOKです。※フェニックスは元々リアルタイムで更新されてた。
ダーツライブのレーティングについて(表あり)
ダーツライブのレーティングは18分割されています。
ダーツライブのレーティングを知りたい時や次の目標設定をする時に参考にしてもらえると幸いです。
フライト | レーティング | 01(ゼロワン) | クリケット |
C | 1 | 0.0 | 0.00~ |
2 | 40.0 | 1.30~ | |
3 | 45.0 | 1.50~ | |
CC | 4 | 50.0~ | 1.70~ |
5 | 55.0~ | 1.90~ | |
B | 6 | 60.0~ | 2.10~ |
7 | 65.0~ | 2.30~ | |
BB | 8 | 70.0~ | 2.50~ |
9 | 75.0~ | 2.70~ | |
A | 10 | 80.0~ | 2.90~ |
11 | 85.0~ | 3.10~ | |
12 | 90.0~ | 3.30~ | |
AA | 13 | 95.0~ | 3.50~ |
14 | 102.0~ | 3.75~ | |
15 | 109.0~ | 4.00~ | |
SA | 16 | 116.0~ | 4.25~ |
17 | 123.0~ | 4.50~ | |
18 | 130.0~ | 4.75~ |
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フェニックスのレーティングについて(表あり)
フェニックスのレーティングは30分割されています。昔は16分割でしたが、途中でフェリックスが考案した30分割が採用されています。
フェニックスのレーティングを知りたい時や次の目標設定をする時に参考にしてもらえると幸いです。
クラス | 01(ゼロワン) | クリケット |
N1 | 0.00~ | 0.00~ |
C2 | 10.65~ | 1.10~ |
C3 | 10.65~ | 1.20~ |
CC4 | 13.15~ | 1.31~ |
CC5 | 14.40~ | 1.46~ |
CCC6 | 15.65~ | 1.61~ |
CCC7 | 16.90~ | 1.76~ |
B8 | 18.15~ | 1.91~ |
B9 | 19.45~ | 2.06~ |
BB10 | 20.75~ | 2.21~ |
BB11 | 22.05~ | 2.36~ |
BBB12 | 23.35~ | 2.51~ |
BBB13 | 24.65~ | 2.66~ |
A14 | 25.95~ | 2.81~ |
A15 | 27.30~ | 2.96~ |
A16 | 28.65~ | 3.11~ |
AA17 | 30.00~ | 3.26~ |
AA18 | 31.35~ | 3.41~ |
AA19 | 32.70~ | 3.56~ |
AA20 | 34.05~ | 3.71~ |
AAA21 | 35.40~ | 3.88~ |
AAA22 | 36.80~ | 4.07~ |
AAA23 | 38.20~ | 4.28~ |
AAA24 | 39.60~ | 4.49~ |
M25 | 41.00~ | 4.70~ |
M26 | 42.40~ | 4.96~ |
M27 | 43.80~ | 5.22~ |
GM28 | 45.20~ | 5.48~ |
GM29 | 46.60~ | 5.74~ |
GM30 | 48.00~ | 6.00~ |
※Mはマスターの略で、GMはグランドマスターの略です。
まとめ
レーティングについて理解は深まりましたか?
個人的にカードは本当に必要だと思うので持っておいた方が良いと思います。有料会員にならなくても、簡易的なスタッツなどのデータはダーツマシンで見れますのでダーツカードだけは持っておきましょう。