Aフラになると周りからの評価が変わったり、技術的にある程度狙ったところにダーツを飛ばせるようになります。
恐らくダーツ初心者の方が一番に目指しているところでしょう。
Aフラは、レーティングにしてフェニックスはA14からで、ライブでは10からです。多少バラツキがあるので、表でご確認ください。
マシン | ゼロワン | クリケット | レーティング |
VSフェニックス | 25.95 | 2.81 | A14 |
ダーツライブ | 80 | 2.90 | 10 |
そんなAフラくらいの腕を身につけるにはどのような練習をすればいいのかを僕の実体験を話しつつ伝えていければと思います。
では早速Aフラになるために必要なスタッツやゼロワンでブルをどのくらい入れたらいいのか?などを話していきます。
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Aフラになるためには?
フェニックスのほうが階級が多いので、Aフラになる時に求められるスタッツはライブのほうが高くなります。
どうせならどっちでもAフラになりたいところなので、ライブのスタッツを基準にして説明していきます。(ライブは80%スタッツを採用しているので、その辺は含めずに説明していきます。)
理論的な話が苦手な方はAフラになるための練習法までスキップしてください。
ゼロワンで必要なスタッツについて
80ということなので、一本あたり26点くらい出さないといけません。ブルは50点、外した時には、ダーツボードの平均点数が10点くらいなので、外した時の点数は10点くらいと設定します。
ブルを毎ラウンド1回入れたとしても、残り2本の合計は20点なので1R合計は70点となります。Aフライトになるためには後10点くらい足りませんね。
上がりのことを考えると、上がり目を出すまでに、スタッツ90くらいほしいところです。
計算がややこしいかもしれませんが、大体2Rでブルを3本いれる計算です。150(ブル50点×3)+30(10×3)で2Rの合計は180点になります。
スタッツは1Rの3本の合計なので、180を2で割ると90になります。
とはいえ、確実に1Rに1本ブルをいれないと後半のラウンドを頑張らないといけなくなるので、同じところを集中して狙う集中力と技術がいることがわかるかと思います。
クリケットのスタッツについて話した後に練習法を説明していきますので、少々お付き合いください。
クリケットで必要なスタッツについて
クリケットも同じく、3本の合計がスタッツとして反映されます。
Aフラに必要なスタッツは、2.9とのことなので、最低でも毎回シングルに入れる必要があります。
毎回枠を外さずシングルに必ず入れるのは、難しいですが、クリケットにはダブルとトリプルがあるのでスタッツをそこで稼ぐことができます。
例えば、1R目でシングル1本のみしかいれられなくても、次のラウンドでトリプルにいれればスタッツは3になります。
3あれば、Aフラに必要な2.9というスタッツはクリアしていますね。
とはいえ、クリケットは良くも悪くもスタッツが安定しにくいゲームなので、枠をはずさないということは常日頃から意識していたほうがいいでしょう。
では、Aフラになるための練習法について話していきます。
Aフラになるための練習法
ダーツ初心者の方を中心に話していきますが、なかなかAフラになれない方でも参考にしていただきたいという思いを込めて作成しました。
ゼロワンの練習方法【ブルを大きく見よう】
練習に使うゲームは主にカウントアップを選択してください。点数の目標目安は700点くらいです。
本当にひたすらカウントアップするだけでもゼロワンは強くなります。上がりとかについては、別途で練習が必要ですが、ブルを狙えるようになったら後は体の使い方です。
そして、練習内容についてですが、下の画像のようにブルを大きく見立てて練習してください。
賛否両論あるかと思いますが、僕がダーツ始めたてのころになかなかブルに入らなくてめちゃくちゃメンタルが崩れていく経験をしたことがあったので、僕のようにメンタルがちょっと弱いかなーって思う方は、少しずつこの輪を狭めていくのがおすすめですね。
メンタルの話はさておき、段々この練習をしていくと1Rに1本ブルに入れられるようになってきます。
次は少しレベルを上げて、1ゲーム(8R)でブル9本入れれるようになりましょう。一回でもロートンを見れたらOKって感じにしてもいいと思います。
徐々に1ゲームに入れるブルの本数を増やして、最終的に8Rで12本くらいブルに入れられるようになったら後はゼロワンをしてアウトプットしていきましょう。
カウントアップで練習していくと少し練習癖みたいなのが付いて試合で活かしにくかったりするので、要所要所で試合も挟んでいくといいですね。
クリケットの練習方法【エリアを大きくみよう】
練習に使うゲームは主にカウントアップやクリケットカウントアップを選択してください。
こちらも他記事で説明しているものですが、クリケットナンバーを練習していく方法になります。
※20,19,18,17,16,15のナンバーがクリケットナンバーと呼ばれています。
1ゲームの間で、一つのクリケットナンバーで500点以上を目標に投げていく練習になります。ちょっとした縛りプレイみたいな感じですね。
この練習法では他ナンバーも加算されていくので、時間をかければちゃんとクリアできます。
そして、ここからが今回伝えたいことで、エリアを大きく見ようということです。
クリケットでトリプルばっかり狙うのもいいですが、シングルも割と重要です。
ゼロワンのアレンジとか上がりとかでも使ったりしますよね。
トリプルばかりを狙う練習をするとどうしても力んだりしてしまって狙ったところから少し外れたとろこに刺さったりします。
なので、ブルの際からダブルのエリアまで大きいターゲットとしてみて狙う練習をしましょう。
エリア的には、トリプルとダブルの間が一番面積が広いので、そのへんを狙う感じで「トリプルに入ったらラッキー」くらいな感じで徐々に精度を高めていったほうが、遠回りに見えるようで意外と近道だったりします。
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Aフラを目指すなら「質より量」練習量を増やそう
正直「どっちも大事」ですが、最初の期間は「質=良いノウハウ」があったところで中々うまくいきません。
それよりも練習量を増やして、「投げる感覚に慣れる」方が上達は全然早いと思います。
そして、下記の記事でも書いてますが、上手い人は「たくさん投げた期間がある」という量をこなした経験があります。
遠回りに見えがちですが、投げた経験というのは後々活きてきます。
本記事で書いた練習を取り入れてみて、コツを掴んでAフラになっちゃってください。
さーもん(管理人)