ダーツにもイップスがあるって知ってましたか?
元々、イップスという語源はゴルフから来ていて、1930年ごろに一人のゴルファーが緊張する場面で痙攣したことからイップスという言葉は生まれたと言われています。
語源の話はこのくらいにして、ダーツのイップスの克服方法について話していきたいと思います。
僕は2年ほど前にイップスと言えるかはわかりませんが、体が一緒についていって全くダーツが離せなくなった経験があるので、その時の話しも含めてお伝えしていければと思います。
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ダーツのイップスの克服法について
ダーツのイップスを実際に見たことがある人はわかると思いますが、本当に投げるのがつらそうにしていますよね。
セットアップした状態から腕を肩に引くことができない方だったり、リリースのときに体ごと前に行ってダーツが手から離れてくれなかったりと様々なイップスがあります。
残念ながらこれらの改善する方法というのは明確にわかっていません。
とはいえ、諦めるのはまだ早いですし、ダーツは生涯現役でできるスポーツなので長い目で見て焦らずゆっくり自分のペースで改善していきましょう。
ダーツのイップスを克服するために試してほしいこと
僕自身イップスみたいなものを経験して、思ったことや実際に試したことをお伝えしていきます。
焦らないようにした
これは僕の性格上の話しですが、発売されたばかりのゲームとかだと「誰よりも早く全クリしたい人」なんですよね。
これはダーツも同じでして、同じタイミングでダーツを初めた友達とかに負けるのがめちゃくちゃ嫌で、猛練習して一気に差をつけたりするような性格なんです。
軽度な方でしょうけど、イップスになった時にすごく焦ってしまって「プロになりたいのにこんなことしてたらやばい」みたいな冷静な判断ができずにひたすら苦しく投げていた記憶があります。
ただ、ある日久々に会った友達に「なんか大会でるの?」と言われ、僕が投げ急いでいるということがわかりました。直近にダーツの大会はひかえていなかったからです。
それからイップスのようなものとしっかり向き合うようになりました。
目をつぶって投げてみた
目をつぶって投げると全然投げれたんですよね。症状の重さによるでしょうけど、僕の場合、目を開けて構えて投げると全然腕が前に出せなかったんですよね。
個人的には狙う時に余計な力が入りすぎて、体が全く反応しなかったパターンなのかな?と思っています。動きがかなりカチコチでしたね。
でも、目をつぶって投げてる間に動画をとってもらってたんですけど、全然スムーズに動いてるんですよね。
具体的には、セットアップした状態から目をつぶって、フォロースルーまで目を開けないってことをしてました。
狙うことはできませんでしたが、なんとも言えない苦しさからは解放されました。
適当に投げてみる
目をつぶって投げれるようになって投げてましたけど、さすがに目を開けたいってなったので、何かを適当にやってみようということではじめにスタンスを適当にして投げてみました。
棒立ちの状態でダーツを投げてみて、少し体が反応するものの、ダーツは離しやすくなりました。でもまだ全然堅い感じ。
なら、いっそのこと全身の力を緩めて何も構えず適当に投げて良いんじゃね?と思い、傍から見たらすごく気持ち悪い投げ方をスタートしました。(ネカフェで人がいない時と自宅でのみ)
狙ったところに飛ばなかったり、ボードにささらないなど、満足にいかないことが多々ありましたが、なんとか固くならずに投げれるようになりました。
一旦投げるのをやめた
とはいえ、全く自分の理想通りに投げられずに投げるのが嫌になったので、しばらくダーツを握らない日々が続きました。
ちょくちょく投げていましたが、ざっと1年くらいダーツマシンで投げませんでした。
ふとした時にイップスはなくなっていました
僕が行きつけにしているネットカフェにプロダーツプレイヤーが来るという、そのお店では前代未聞のイベントがあったので、その時からダーツを再開しました。
すると、以前あった腕が前にでなくなるなどの症状がまったく出ずに復帰することができました。
ですが、以前のようなフォームや投げ方ではありませんでしたけどね。
投げていない間に見ていたプロの試合の動画に影響されて、以前とは違う投げ方になっていたと思います。周りから見るとあんま変わらないらしいですが。
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まとめ
僕の場合こういう流れで結果的にイップスを克服することができました。
無理やり治そうとしていた時期もありましたが、結果的に無理せず投げない期間を作ったのが良かったのかなと個人的に思っています。
参考になるかわかりませんが、試しに1週間や1ヶ月といった短期間の休養も考えてみてはいかがでしょうか?