ダーツの矢角。これはダーツ上達のためだけでなく、気持ちよくダーツを投げるためにも必要と言っても過言ではありません。
聞き慣れない方のために、今回はダーツの矢角についてお話していこうと思います。
スポンサーリンク
ダーツの矢角ってなに?
矢の先端の角度のことを”矢角”って言います。
そして一般的には、テイクバックの最下点の時の矢の角度のことを”矢角”と認識されています。
ダーツを持った状態でそのまま腕を後ろに倒すと矢は上を向きますよね。
画像では最初が0度だとしたら90度くらい上を向いているのがわかります。これが矢角です。
触りはこのくらいにして、よく言われてる「矢角を上げる理由」について話していきます。
矢角を上げる理由
ブルの位置は、床から173cmの高さのところにあります。意外と高いなと感じた人多いと思います。
そんでもって、ブルを狙って投げようとしたら大体の人は上に向かって投げなければなりません。
「でも俺173cmだよ?上に投げたらブルより上に飛んでいかない?」って思ってる方いるかもしれませんが、肩の位置は173cm未満だと思うんですよね。
ということはですよ、リリース位置が173cm未満の人は矢が上(ブル)に向いてないと若干狙うのが難しくなります。
180cmとか190cmある人はブルを狙う時、上に投げるというよりは振り下ろすイメージになると思います。
身長が180cm未満の人は特別セットアップ位置が高く無い限りは、上に投げなければならないということになります。
でもスタンスをとって体を安定させる時は大体少し体が沈むので、実質ほとんどの人がリリース位置173cm未満と思ってもらっていいでしょう。
そして、思っているよりダーツは放物線を描いて飛んでいます。
ターゲットに正しい?アプローチをするとそういう飛び方になります。
なので、ダーツの矢を素直に綺麗に飛ばしたいのであれば、矢角は上げた状態で飛ばすのが好ましいとされてるんですね。
さーもん(管理人)
スポンサーリンク
自分の矢角を確認する方法
目視で確認するパターンとスマホで確認するパターンの2つで確認することができます。
自分の矢角を目視で確認する方法
テイクバックを外側(右利きだったら右に左利きだったら左に)ずらして引いてくると、引いた時の様子がわかると思います。
ただ、この方法は投げる時のテイクバックと少し異なる位置に腕を引いてきているので、本来の矢角とは違う場合があります。
確実なのは、自分のスローしてるところやテイクバックを動画や写真で撮ってもらうパターンですね。
自分の矢角をスマホで確認する方法
自分の投げてる様子を写真に撮って確認するパターンです。
テイクバック最下点で止めて写真を撮ってもらってもいいですし、動画で垂れ流して程よいところで止めるのもいいでしょう。
僕は机にスマホを固定して、カメラ前でテイクバックした状態をキープして動画で確認してました。
今思うと、はたからみたら変人ですよね…。笑
まとめ:矢角は参考程度に・・・
矢角について話していきましたが、人それぞれ指の離れ方とかリリース位置が違うので、一概に「矢角は上げたほうがいいよ!」とは言いづらい部分ではあるんですよね。
というのも、ダーツにはフライトが付いているので、矢先が下に向いていて矢角が取れてなくてもフライトが空気抵抗を受けて飛行姿勢を上手く修正してくれるんですよね。よくできてるなー。
なので、最終的に皆さんにお伝えしたいのは、「どのくらい矢角だと自分は投げやすいのか」とか「自分の矢角はどのくらい上がったり下がったりしてるんだろう」みたいに自分を理解することのほうが、わけも分からず矢角を上げるよりは重要なのかなと思います。
こだわりすぎても混乱してダーツが投げにくくなりますので、矢角はほどほどに。