- 横ずれをなおしたい
- キレイな縦ラインで投げたい
- 横ずれ克服におすすめの練習方法教えてほしい
ブルを狙って投げているのに、左右にぶれたりして横にずれて刺さってしまう・・・こういった方に向けて僕なりに横ずれについて考えてみました。
※横ずれ・・・狙っているターゲットを避けて横にずれてしまうこと。
さーもん(管理人)
僕も過去に横ずれに悩まされていた時期ありました。もちろん今でも全く横ずれしないというわけではありませんが、昔よりは全然マシだと思うので「どうやって改善してきたか」「どういう練習をしたか」を皆さんと共有していきたいと思います。
スポンサーリンク
横ずれが起こる原因と改善方法
まずはじめに皆さん分かっているとは思いますが、どんだけ上手い人でもトッププロでも横ずれすることはあります。
ただ、トッププロや上手い方は横ずれの幅が狭かったり、横ずれする頻度が少なかったりするだけなので、完璧になくすことはほぼほぼできないと思ってください。
さーもん(管理人)
では、横ずれの原因とその改善方法を見ていきましょう。
指先でグリップしている(力が入りすぎている)
横ずれが起こりやすい方はグリップを今一度見直したほうが良いかもしれません。
特に初心者さんは指先でダーツを持っている方が多い印象があり、指先でダーツを持つと点で指の力が加わりやすいので横ずれしやすくなります。
あとでまた説明しますが、指に力が入りやすいということはそれだけダーツを離すのが難しくなります。
- 指先だけで持たず、できるだけ指の腹で持つ
- 力を入れずにグリップする
さーもん(管理人)
最初は投げにくいと思いますが、慣れると指先で持っていた時よりダーツがコントロールしやすくなったことに気づいてくると思います。
指が残っている(上手くダーツを離せてない)
これは先程の「指先でグリップ」に精通する部分で、指先で持つと力みが自然と生まれるので、ダーツが手に引っかかったりして横や下にずれたりします。
また、リリース時に上手くダーツを離せていないということも横ずれの原因として考えられます。
- 指が離しやすいグリップを見つける
さーもん(管理人)
個人的に「投げやすい=離しやすい(リリースしやすい)」グリップでダーツを投げることが、横ずれを改善してくれると思っているので、離しやすいグリップを見つけるのは得策だと思います。
※グリップについては下記の記事にたくさんまとめています。
まっすぐ腕を振れてない(まっすぐ投げれてない)
グリップに関してもそうですが、まっすぐ投げれてないことも横ずれに結びついてきます。
ここに関しては少し深堀りします。
僕の持論に近いですが、お伝えしたい”まっすぐ投げる”というのは、「ダーツを離すまでまっすぐ投げる(リリースポイントまで)」ということです。
トッププロやダーツが上手いと言われている人を見ても、本当に腕をまっすぐ前に出して投げている人はそう多くはありません。
プロの方でよく見るのは、リリースまではまっすぐに腕を伸ばして、投げ終わり(フォロースルー)はやや斜めに出ていたりします。
「まっすぐに投げなきゃいけない」という概念を気にせず気持ちよく投げてほしいと思います。
さーもん(管理人)
理想は終始まっすぐ投げている方が理にかなっているかもしれませんが、正解はないので一つのヒントとして参考にしてください。
横ずれを克服するための練習方法
実際に僕がやっていた練習法で、横ずれを克服できたメニューとなっています。(横ずれが怖くなくなった)
せっかくたくさん練習して横ずれが無くなってきても、横ずれに恐怖心を持っているといつものように投げられませんからね。
さーもん(管理人)
横ずれに対してアプローチした練習でもあり、横ずれへの恐怖心を払拭するメンタルトレーニングでもあります。
練習法1:大きく的を見て投げる
狙っているターゲットを大きく見て、徐々に的を小さくしていくという練習法です。
最終目標は20のトリプル、3のトリプルを狙えるくらい横ずれを減らすのが目標です。
そして、使うナンバーは上下に分けて「5・20・1のエリアと19・3・17のエリア(トリプル・ダブル含む)」です。
上下で分けている理由は、上のナンバーを狙う時と下のナンバーを狙う時の体の使い方を覚えてほしいからです。
基本的に上は20のエリアを狙って下は3のエリアを狙ってください。
この時、まだ全然横ずれしてしまう人は隣のナンバーもターゲットに含めましょう。許容範囲ってやつです。
段々この3つのエリアに収まってきたら次は、20と3だけにして狙うターゲットのエリアを絞って横ずれ防止の精度を上げていきます。
さーもん(管理人)
狙えるようになったら次の練習にトライしましょう。
練習法2:イチゴ練習
この練習のイメージは、クリケットで違うナンバーに狙いを変える時に横ずれしないことを想定した練習となっています。
練習方法は至ってシンプルで、ただひたすらに1と5のエリアを交互に狙っていくだけです。
ちなみに先程同様に、「上は1・5」「下は19・17」を狙っていきます。
ただ、今回はクリケットを意識した練習なので、縦ラインのイメージを持ってもらって投げてもらいたいです。
クリケットでは、いかにマークが付くかが勝敗の鍵を握ってきます。
横ずれを極力減らして枠から外れなくなると、ノーマークということが減ってくるので、少しでも有利な状態を保つことができます。
さーもん(管理人)
正直この練習長いことしてると楽しくなくなってくるので、飽きたらやめてOKです。笑
次に紹介する練習が個人的に一番タメになってます。
練習苦手な人はひたすらブルを狙うのもアリ
当ブログの練習法の記事で常々言ってますが、ブル練習を制するものはすべてを制します。(いいすぎ)
とはいえ、冗談抜きに「横ずれ(縦ライン)」だけでなく「縦ずれ(横ライン)」が起こりにくくなって、コントロールの精度がめちゃくちゃ上昇します。
練習方法は、ブルを狙う。ただただブルを狙って、どんだけブルに入れれるかそれのみ!
ちなみに、真面目なコツの話をすると「投げた矢がブルに刺さるイメージ」と「ダメな時のイメージ」をハッキリさせられたらこの練習はシンプルながら内容の濃い練習になると思っています。
さーもん(管理人)
ブルに魅了されてダーツを始めた方がほとんどだと思うので、この練習は割と誰でも続けられると思ってます。
かくいう僕は練習があまり好きではなかったですが、ブルは好きだったのでダーツ上手い人に言われるがままブルを狙っていたらCフライトからAフライトになれました。ブルをたくさん投げてたら体に染み付くので、ゼロワンにも強くなります。
スポンサーリンク
まとめ
今回横ずれについて原因や改善方法、練習方法についてお伝えしました。
一概に以上で話したことがすべてではないので、あくまで参考という形で受け取ってもらえたら嬉しいです。
最後に、ブルを制したものはすべてを制します。(だから、いいすぎだって)