【家でも練習!】壁に穴を空けないダーツボードの設置方法

ハウスダーツは初心者向けダーツじゃない?マイダーツとの違いを徹底解説!

普段みなさんが投げているお店で無料で貸し出されているダーツのことを「ハウスダーツ」というわけですが、こんなこと言われたことありませんか?

  • 「マイダーツ買ったほうが良いよ」
  • 「マイダーツの方が上手くなるよ」
  • 「ハウスダーツ投げにくいよ」などなど

呪文のように毎度唱えてくる魔術師みたいな方もいますよね。

ハウスダーツがダメなのかというと、そういう訳ではありませんが、たしかにマイダーツを使ったほうが結果的に良いことの方が多いのも事実です。

そこで今回は、ハウスダーツとマイダーツについて深堀りして話していきたいと思います。

さーもん(管理人)

ハウスダーツでも充分上手くなれると思いますが、マイダーツを持っている方が成長スピードが早いと個人的に思うので、ぜひ参考程度に見てもらえると嬉しいです。

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ハウスダーツは初心者向けのダーツ?

ハウスダーツはお店で貸し出されていて、一見すると「ハウスダーツって初心者向けのダーツなのかな?」って思う人も少なくないと思います。

ただ、結論から言うと、ハウスダーツは初心者向けのダーツというわけではありません。

たしかに、ダーツをたまに楽しむライト層向けに販売されている商品だとは思いますが、初心者ほどハウスダーツを上手く投げられないと思います。

さーもん(管理人)

理由としては、ダーツの技術的な部分もあると思いますが、マイダーツとハウスダーツは全然違うものだからです。

下記でハウスダーツをマイダーツの違いについて見ていきましょう。

ハウスダーツとマイダーツの違い

ハウスダーツとマイダーツの違いを下記でまとめるとこんな感じ。

バレルに使われている素材の違い

ダーツの鉄の部分を”バレル”というのですが、そのバレルに使われている素材に大きく違いがあります。

ハウスダーツは、お店で貸し出されているダーツのことを言うのですが、一般的に真鍮(ブラス)素材のダーツをハウスダーツと呼んでいることもあったりします。

一方、自分が持っているオリジナルのダーツのことをマイダーツというんですけど、世間的にはタングステン素材のバレルをマイダーツと呼ぶことが多かったりします。

そして、ブラスとタングステンの素材の違いとしては、このような違いがあります。

ブラス素材(ハウスダーツ) タングステン素材(マイダーツ)
重さ 軽い 重い
耐久性 あんまりない ある
価格 安価 高価

ブラス素材は軽く耐久性がないので、加工もしやすいことから安価になりやすいと言われていて、逆にタングステンはずっしり中身が詰まっていて加工に手間が掛かるので、比較的高価になってしまうと言われています。

さーもん(管理人)

また、タングステンは強度があるので、細く加工しやすかったりして、プレイヤーに合ったカットや太さ・重さに加工しやすいという利点があります。

規格(ネジ穴)の違い

ハウスダーツとマイダーツではネジ穴の規格が違います。

  • ハウスダーツ:1/4
  • マイダーツ;2BA・4BA・No.5

それぞれ特徴がありますが、ハウスダーツには1/4という規格のチップのみしか使用できず、他の規格のネジ穴には適用できません。

さーもん(管理人)

余談ですが、マイダーツ購入時に1/4規格のチップを買ってしまい、ネジ穴が合わなかっったみたいなことがあるので、規格には注意して買うようにしましょう。

シャフト・フライトの違い

ハウスダーツに使われているダーツは、シャフトとフライトが一緒になった「一体型フライト」が使われています。

ちなみに、ハウスダーツに付いている一体型フライトの特徴としては「安価・重い・変形しやすい」という特徴があります。

先程説明した、前部分のブラスのバレルは軽かったのに対し、後ろ部分のフライトが重いと、ダーツの先端はブレやすいです。

また、フライトは、簡単に言えばダーツがキレイに飛ぶための補助をしているので、変形していたらキレイに飛びづらくなります。

一方マイダーツでは、カスタマイズ次第ですが、シャフトとフライトが別になっているものを使用している人が多いですね。

マイダーツは、自分の好みの飛ばしやすいフライトやシャフトにカスタマイズできるので、よりキレイに狙ったところに飛ばしやすくなります。

さーもん(管理人)

一体型フライトで「コンドルフライト」というものもありますが、あれはハウスダーツの一体型フライトと比べると、段違いに耐久性が高く消耗しにくいので、別物として考えてもらってOKです。

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ハウスダーツのメリット・デメリット

ハウスダーツとマイダーツの違いについて書いてきましたが、もっと具体的にそれぞれの良いところ悪いところをまとめてみました。

まずは、ハウスダーツのメリット・デメリットから見ていきましょう。

ハウスダーツのメリット

  • 手ぶらでお店に行ける
  • 壊れたとしてもお店に替えがある
  • 道具でお金がかからない

お店に行けばハウスダーツは借りられるので、手ぶらでお店に行くことができます。

また、少しボロボロになっていたとしてもお店の人に言えば、比較的キレイなハウスダーツと交換してもらえるので、ダーツの道具に掛かる費用というのは発生しません。

さーもん(管理人)

ダーツをたまに楽しんだりする程度であればハウスダーツでも全然OKだと思いますが、上達を考えるとデメリットが浮き彫りになってきます。

ハウスダーツのデメリット

  • 毎回違うダーツで感覚が変わってしまう
  • ネジ穴の規格が違うのでカスタマイズできない
  • 軽いので投げるのが比較的難しい

上でも話したように、ハウスダーツは前任者の扱い方次第でフライトがボロボロになっていることが多く、キレイにダーツが飛んでくれなかったりします。

またネジ穴も違うので、チップやシャフトが自分の持っているものと差し替えようと思っても入らないので、好きにカスタマイズすることもできません。

なので、毎回違う感覚でダーツを投げることになります。

感覚はダーツに置いて割と重要なので、狙ったところにダーツを刺そうと思っても、ハウスダーツの場合その感覚が狂いやすくなります。

そして、ハウスダーツに使われているブラス素材のダーツは比較的軽いので、力の伝え方が上手でないと狙ったところに飛ばずに、下に行ったり上にいったりしてコントロールが難しいです。

さーもん(管理人)

以上の理由からダーツを上手に投げたいと思う人には、ハウスダーツはおすすめできません。

マイダーツのメリット・デメリット

ハウスダーツのメリット・デメリットをお伝えしたところで、次はマイダーツのメリット・デメリットをお伝えしていきます。

マイダーツのメリット

  • 好みのダーツのセッティングにカスタマイズできる
  • 自分合った「力が伝えやすい・キレイに飛ばしやすい」ダーツを使うことができる
  • 毎回同じダーツを投げるので上達しやすい
  • ハウスダーツに比べて重くなるので投げやすくなる

マイダーツは、自分好みのダーツにカスタマイズできて、自分が投げやすいセッティングで毎回ダーツを投げることができるので、上達が早いです。

毎回同じダーツを使うことで、ダーツの技術的な部分だけに集中できるので、道具によって投げ方を変えたりしなくてよくなります。

ダーツは反復練習がかなり重要で、ダーツを離すタイミングだったり、腕の振り方だったりとそういう部分に集中できて道具に左右されない基礎力が身につきます。

あと、ハウスダーツは軽かったですが、マイダーツはタングステン素材のバレルが主流なので、比較的重たくなってダーツをコントロールしやすくなります。

さーもん(管理人)

もちろん、道具にさゆうされない技術というのは大事ですが、まずはその道具にさゆされない基礎の技術を身につけるには道具に頼った方がダーツ上達においては手っ取り早いです。

マイダーツのデメリット

  • パーツは消耗品なので交換費用が掛かる

正直マイダーツのデメリットは、パーツ交換の費用が掛かることくらいです。

とはいえ、ダーツは趣味としてはあまりお金かからない方だと思っています。

ダーツの道具に掛かる費用については下記の記事で詳しくまとめているので、ぜひそちらを参考にしてください。

さーもん(管理人)

僕自身ダーツは割と毎日投げてますけど、道具そこまで変えたりしないです。

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ハウスダーツでもプロは上手い?

記事の序盤の方で「ハウスダーツは初心者ほど上手く投げられない」と話しました。

では、ダーツのプロフェッショナル「プロダーツプレイヤー」ならどうでしょう?

いい素材がYOUTUBEに落ちていたので、気になる方はそちらを見てみてください。

さーもん(管理人)

身近にいるダーツが上手い人でもココまで上手くハウスダーツを投げられるかというと難しい話かもしれませんが、ダーツが上手い人ならハウスダーツは比較的上手に投げられると思います。

まとめ:上手くなりたいならマイダーツがおすすめ

ハウスダーツであれば、手ぶらでお店に行けたり、道具にお金がかからないことがわかりましたが、ダーツが上手くなるにはやはりマイダーツを持っていたほうが良いと思います。

一番良い感覚で投げられる自分だけのセッティングにして、練習した方が成長はより早いと思っています。

過去にマイダーツの選び方やおすすめのダーツセットについてまとめた記事があるので、マイダーツ選びに迷っている方はぜひそちらを参考にしてもらえると、嬉しいです。