ダーツにおける「オーバーキル」という言葉はご存知でしょうか?
オーバーキルとは、ゲームやスポーツの場でも使われている言葉です。
「必要以上に過度に攻撃する」
というのが、どの業界でも共通するオーバーキルの意味となっています。
そして、もう一つ共通しているのはあまり良い意味で使われていないということも挙げられます。
一方ダーツでは、どのような場面でどのような行為をするとオーバーキルとなるのでしょうか?
さーもん(管理人)
ダーツでもあまり良い言葉としては使われていないですし、マナー的にもあまり良くないので知らない方はぜひ目を通してみてください。
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ダーツのオーバーキルとは?
ダーツにおけるオーバーキルが適用する場面としては、
スタンダードクリケットというゲームで、相手との点差を約200点ほどつけている状態で加点するとオーバーキルが発生します。
そして、オーバーキルが表示されると、相手との点差が再び縮まらない限りそれ以上加点することはできません。
※ちなみにオーバーキルはルールで定められているわけではなく違反行為でもありません。
クリケットのルールがイマイチわからない方は、下記の記事で詳しく解説していますのでぜひそちらを御覧ください。
さーもん(管理人)
オーバーキルをするとダーツマシンの画面いっぱいに嫌な音とともに「OVER KILL」と表示されます。
ダーツでオーバーキルはマナー的にしてもいい?
さて本題に入りますが、結論から言うと「しないほうが良い」です。
というのも、オーバーキルをする必要は基本的にありません。
オーバーキルをするスキルがあるということはその前にゲームを終わらせられるスキルが少なくともあるという風にも受け取れるからです。
なのにオーバーキルをするということは「煽り・嫌がらせ」という悪意があってしている場合がほとんどです。
例外的に200円入れてプレイしていて、すぐに終わってしまうのが嫌でしてしまったということはよくある話です。
ですが、この場合はほとんどが身内や知り合い、ダーツ仲間の中でしている場合がほとんどなので、当人同士の理解があることが大前提です。
オンライン対戦や初めて一緒にダーツを投げる人にオーバーキルするのは上記の嫌がらせ行為と思われても仕方ないので、やらないようにしましょう。
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オーバーキルはスタッツにどう影響する?
オーバーキルと表示された場合それ移行の加点はスタッツに影響されずむしろ下がります。(アウトボードと同じような扱いになります)
※相手との点差が縮まった場合は再び加点することは可能なのでその場合はスタッツに影響します。
なので、スタッツ・レーティングを上げたいからといってオーバーキルのラインを超えて加点してもスタッツには影響しませんので、スタッツを気にするのであれば他のナンバーをオープン・クローズするのが最善です。
まとめ
オーバーキルについては違反でもなんでもないので賛否両論分かれているところがあり、「勝ちたいから戦略的に加点してるだけだからオーバーキルしても仕方ない」という人が一定数います。
こちらの言い分もわからないことはないですが、オーバーキルするよりも相手の有利な状況を崩して自分の有利な状況に運んでいくクリケット本来の戦略の方が勝率も上がって、お互い楽しくダーツできると思うので僕はこっちの方が好きです。
またプロの大会などで、オーバーキルを見かけないのも「戦略的にオーバーキルが有効でない」ということがハッキリ証明されていますよね。
さーもん(管理人)
最後に加点はダメみたいに見えたかもしれないので、一応補足しておくと、加点はクリケットで勝つための重要な要素なので状況をみて加点が必要な場合はとことん加点して大丈夫です。
戦略を立てて攻めたり守ったりするのは、クリケットの醍醐味ですからね。