コンドルフライトは、TRiNiDAD(トリニダード)の姉妹ブランドで「ゼロストレス」をコンセプトとして作られたフライトです。
こんにちは、ダーツ始めたての1年くらいコンドルフライトを愛用していたさーもんです。
さて今回は初心者向けにコンドルフライトのメリット・デメリットについてまとめましたので、ぜひ購入検討されている方はご覧になってください。
※過去1年間使っていたので割とリアルなメリット・デメリットを書いてます。
そして、記事後半に「コンドルフライトを長持ちさせる方法」と「コンドルフライトの飛びについて」も合わせて書いてます。
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コンドルフライトのメリット
結論から言ってしまうと、コンドルフライトはメリットの方が多いです。
なかなか壊れない → 耐久性が高い
コンドルフライトは柔らかいので、床に落ちたりボード外(アウトボード)に当たったりしても衝撃を逃してくれます。
あとコンドルフライトはフライト同士がぶつかっても素材の性質上破れにくく欠けにくくなってます。
ちなみに強化されたコンドルアックスも個人的に好きだったんですが、意外と折れるみたいです…。暇があれば見てみてください。
弾かれにくい → グルーピング力アップ
よく刺さっている矢にぶつかって弾かれることがありますが、コンドルフライトは柔軟性が高いのでフライトがしなって普通に刺さります。
フライトがしなるおかげで同じところにグルーピングしやすくもなります。
コンドル特有のグルーピングのしかたをするので俗にコンドルキャッチとか言われてますね。(無論良くも悪くもグルーピングします)
コストパフォーマンスが良い → 頻繁に変えなくていい
コンドルフライトは無地のものだと税込み900円で入手できます。
他のメーカーのナイロンシャフトとフライトを揃えた場合大体1200円くらいするので、コスパ面ではコンドルフライトに軍配が上がります。
フライトがはずれない → ストレスフリー
先程も説明しましたが、一体型フライトはシャフトとフライトが一緒になっているのでパーツ同士のつなぎ目がありません。
なので、フライトが外れてわざわざ床から拾うストレスがなくなります。
あと、コンドルフライトの性質上バレルのつなぎ目も少し強く締めるだけでかなり外れにくくなります。
コンドルフライトのコンセプト「ゼロストレス」の所以でもあると思います。
コンドルフライトのデメリット
シャフトとフライトが一緒になっている画期的な商品ですが、メリットゆえのデメリットといいますか、良いだけに悪いってところが存在します。(ニホンゴムズカシイネ^^)
ネジ山が壊れやすい → 扱い方次第
コンドルフライトは頑丈さが売りなんですが、使い方によってはネジ山がすぐにダメになってしまいます。
特に下の画像のような抜き方は要注意です。(写真はコンドルじゃありませんけど)
初心者の時にやりがちなウルヴァリン抜き(勝手にそう呼んでる)をしてしまうと、ネジ山だけでなくフライトにもめちゃくちゃ負担がかかってすぐにダメになります。
ウルヴァリン抜きでなくともシャフトを持って抜くのもあまりおすすめしません。
どちらかがダメになったら丸ごと交換 → パーツごとに変えることができない
通常フライトが破れたりしたらフライトだけ交換、シャフトが折れたりしたらシャフトだけ交換ってパターンが一般的ですよね。
ですが、コンドルフライトはそうはいきません。一体型ゆえに丸ごと交換しなければなりません。
もしネジ山からダメになってしまった時なんかはもう即終了ですからめっちゃショックですよ。他は全然まだ使えるのに…って。
長さの選択肢が少ない → 極端に短い・長いシャフト使いにとってはデメリット
シャフトの長さは飛びにかなり影響する部分です。
そんな中コンドルフライトはS・M・Lサイズの3種類しか長さを選べません。
俗にいう、ミディアムサイズ(標準)を使う方にとってはあまり問題ないのですが、極端に短い13mmとか極端に長い44mmとかを使う方にとっては選択肢が絞られます。
まぁ選択肢が多いから良いって問題でもありませんので、元々13mmとか44mmを使っているユーザーが乗り換えにくいってことは頭の片隅に入れておいてください。
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コンドルフライトの飛びについて
実際に投げていた時の印象としては、「軽い」っていうことが一番に出てきますね。
ちなみに使ってたのはミディアムのスモール(俗にいうシェイプ)だったので、”浮力で飛ばしてる”感じがありましたね。
あとシャフト部分をグリップする方にとっては、素材の性質上シャフト部分が若干柔らかいのでナイロンとかカーボンとまた違った感触が楽しめると思います。
コンドルフライトを長持ちさせる方法【上手に使う】
よくコンドル壊れやすいって言われてますが、扱い雑にしてませんか?
長持ちさせるには上手にコンドルフライトを使う必要があります。
- ウルヴァリン抜きをしない(シャフト・フライトを持って抜かない)
- 暑いところに置かない
- 成型フライト対応ケースにちゃんと入れる
デメリットのところでもお話したフライトを持って抜くウルヴァリン抜きはフライトもネジ山もダメになってしまうので長持ちさせたいのであればしないでください。極力バレルを持って抜きましょう。
あとコンドルフライトは車のダッシュボードなど熱くなりやすいところに置いてると変形してしまいます。僕自身過去に夏場に車のダッシュボードに置いて変形させたことがあるのでできるだけ日向にはさらさないようにしましょう。
コンドルフライトに限った話しではありませんが、ちゃんと成形フライト用のケースに収納しましょう。
他メーカーの場合フライトを変えるだけでいいですが、コンドルフライトの場合まるごと買い換えないといけないので成型フライト用のダーツケースは持っておいたほうがいいでしょう。
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コンドルフライトのまとめ
ざっくりとまとめるとこんな感じ。
- 頑丈でコスパが良い
- 弾かれにくくフライトが外れない
- 別々に交換できない(フライトだけとかシャフトだけとか)
- ネジ山は少し脆い(扱い方次第)
1年間使っていた一ユーザーの意見として見てもらえたら嬉しいです。
個人的にコンドルキャッチに助けられたであろう場面は幾度となくあったので、コンドルは割と好きです。
もちろんそれ以外のコスパ面とか耐久面とかも魅力的なので使ったことがない人はぜひ良さを実感してみてください。