ダーツのバレルは手汗や皮脂で汚れていき垢などの汚れが溜まっていきます。
バレルの素材的に、酸化にそこまで強い素材で作られていないため、汚れが溜まるとそこから酸化していき段々劣化していきます。
バレルの洗浄はしたほうがよくて、洗う前と洗った後ではカットの掛かり方も違いますし、見た目もピカピカになります。
なので、タイトルにある通り、月に一回はバレルを洗ってほしいのですが、恐らく普段洗ってない人は「めんどくさそう」とか「専用の道具がいるんでしょ」って思うかもしれません。
ですが、バレル洗浄って意外と簡単で洗浄するための道具や材料も日常的に使っているもので代用できます。
さーもん(管理人)
前置きはここまでにして、早速日用品で代用できるダーツバレルの洗浄方法をお話していきます。
手軽にできるバレルの洗浄方法
大体10分くらいあればできる方法です。
準備するものも至ってシンプル。
準備するもの
バレルを洗浄する上で必要なものは、以下の5つです。
必須なもの
- 歯ブラシ(使い古したものでも新品でもどっちでもOK)
- お湯(触ってちょっと熱いくらい)
- 台所用洗剤(食器あたりするやつ)
- タオル
- いらなくなったコップ or ポリ袋(穴あいてないやつ)
- つまようじ(取り切れなかった細かい垢などを取り除きます)
さーもん(管理人)
次に、あるとよりキレイにバレルを洗浄できるアイテムについてです。
あると良いもの
- メガネ拭き(最後の仕上げに使います)
- 子供用綿棒(最悪ティッシュで代用可)
さーもん(管理人)
最後のメガネ拭きに関しては仕上げでピカピカにするためなので、汚れを落としたりするためには使わないので、あってもなくてもどちらでもOKです。
バレルの洗浄手順
洗浄前のバレルは、付けているシャフトを外して、チップとシャフト両方の差込口にチップをきつくぶっ刺しておきましょう。
チップを差し込む理由は、水が侵入しにくくなって穴の中を拭き取らなくていいからです。締めが甘いとたまに侵入しますが、ちゃんと締めておけば子供用綿棒いらないかもです。
さーもん(管理人)
ちなみに洗う前のバレルは下の写真のような感じで割りと汚れてます。見にくいですが溝に汚れが溜まってますね。
では早速、実際の手順を見ていきましょう。
手順を紹介した後に各ステップごとのポイントを細かく下に書いているので、心配な方はそちらを御覧ください。
下準備ができたら、作った洗浄液とバレルをを容器にをいれて、水と台所用洗剤が混ざるように少し歯ブラシでかき混ぜ、そのまま3分くらい放置します。放置してる時に汚れが柔らかくなって徐々にバレルから剥がれていきます。
放置が終わったらバレルを取り出して、念入りにキレイなぬるめのお湯で台所用洗剤を洗い流します。この時汚れがまだ溜まっている場合は歯ブラシで軽くゴシゴシしましょう。汚れ具合によっては、汚れが飛び散る場合があるので、飛び散っても大丈夫なところでゴシゴシしてくださいね。
キレイなぬるま湯で洗い流した後は、つまようじなどで軽くバレルの溝に溜まった垢などを取り除いてタオルで水気を取ります。この時チップやシャフトの差込口に水が侵入してしまうとタオルじゃ拭き取りにくいので、子供用綿棒などを使ってぐるぐる拭き取りましょう。
タオルで水気を取った後は、メガネクリーナーなどでピカピカに仕上げて終了です。
”水気を拭き取る”のところで「チップとシャフトの差込口を子供用綿棒で拭き取る」とありましたが、細く鋭くしたティッシュペーパーでも最悪代用できます。中にティッシュが入り込まないように慎重に行ってくださいね。
STEP.1でバレルの洗浄液を作るわけですが、台所用洗剤は大体の分量で大丈夫です。そこまで神経質にならなくてもOKです。
STEP.2でかき混ぜた歯ブラシは水でキレイに洗い流しておきましょう。後でバレルをゴシゴシする時に使うので。そしてかき混ぜる時は少し泡がたったくらいの混ざり具合で大丈夫です。
STEP.3で取り出したバレルは、まだ台所用洗剤が付着しているので、しっかりぬるま湯で落としてあげてください。きちんと洗い流せていないと変な匂いがしたりするので、念入りに行いましょう。ちなみにぬるま湯でなくても水でもOKです。
STEP.4ではしっかり水気を取っておいてください。水気が少しでも残っているとサビの原因になったりします。子供用綿棒が用意できる人は差込口も入念にぐるぐるしておきましょう。
STEP.5の段階でバレル洗浄自体は終わっているわけですが、メガネクリーナーやキメの細かい繊維の布などでバレル表面を磨いてあげると割とピカピカになりますよ。
そして、完成した今回洗浄できたものがこちらになります。
またまた見にくいですが、かなりキレイになりました。
さーもん(管理人)
細かく説明しているので、難しそうに書いているように見えますが、実際めっちゃ簡単です。
バレルを長持ちさせる手入れのコツ
ダーツバレルのカットが削れたり、汚れが付着するのは仕方ないです。手は皮脂がでやすいですからね。
ですが、ちょっとしたコツでバレルの劣化を防ぐことはできます。
- バレルを触る前に手をキレイにしておく
- 使用後に乾いた布で付いた皮脂などの汚れを軽く拭き取ってあげる
この2つをするだけでもバレルをキレイに保つことはできますし、カットの違和感もなくなってきます。
手が乾燥していてハンドクリームを付けている方は特にこういう手入れは毎回したほうがいいですね。
まとめ
ダーツバレルを洗浄するための道具や器具などありますが、ぶっちゃけ超音波洗浄機は持っていたほうが良いとは思います。代用品がないので…。
クリーナーに関しては、大体がシェア率の高いタングステン素材のバレルに適したクリーナーなので、台所用洗剤とかよりは良いことは明らかですよね。
もし興味がある方はオンラインショップや店頭に行ってみてください。
さーもん(管理人)
ダーツショップによっては洗浄機を置いているところもあるので、試しに使ってみても良いかもしれません。